口やポンプを使わずに風船を膨らませる。
重曹と酢、風船、ペットボトルがあれば簡単に出来る。
今日は簡単でそこそこ見栄えのする、科学反応で風船を膨らませる実験について紹介しようと思う。
この実験は簡単なのだが、見栄えのするように魅せるには少しコツがいる。
3回実験してわかったことについても紹介する。
材料
・風船
・重曹
・酢
・500mlくらいのペットボトル
・ろうと(あると便利)
材料は以上だ。
重曹はスーパーや100円ショップに置いてある。
ペットボトルは硬めのものの方がやりやすそう。
酢がこぼれても良い場所でやるようにしよう。
ふきんがあると便利かもしれない。
100円ショップにはピカちんキットという、
実験道具や解説書がある程度入っているものがある。
そちらもおすすめだ。
準備
まず、ペットボトルの3分の1くらい酢を入れる。
次に重曹を風船の半分くらい入れる。
最後に、
下の画像のように風船の中の重曹がペットボトルに入らないように、
風船をペットボトルに取り付ける。
これで準備は完了だ。
実験
実験方法は簡単。
風船を持ち上げて、
風船の中の重曹がペットボトルの中に入るようにすればいい。
そうすると・・・
酢と重曹が科学反応を起こして、
ガスが発生し、
風船が膨らむ。
・・・
さて、画像を見て思った方もいるだろう。
大して膨らんでないじゃないか、と。
大きく膨らませるためには
私は大きく膨らませるまでに、
この実験を3回行っている。
大きく膨らませる代償に、
酢があふれる可能性があるので、
行う際は場所を選ぶようにした方が良いと思う。
簡単な話、大きく膨らませるためには
材料の量を増やせば良い。
さっき紹介した量は、
酢がペットボトルからあふれない量となっている。
材料を増やすと、酢と重曹がより反応して、
酢からかなりの量の泡が立ち、あふれてしまう可能性があるのだ。
風船をしっかりペットボトルにつけていれば、
風船の中に酢が入っていくのであまりこぼれないが、
しっかりつけていなければ、酢があふれてこぼれてしまう。
そこに注意していただきたい。
材料の量だが、私は酢の量だけを増やした。
具体的には、酢をペットボトルの半分くらい入れた。
その結果がこちら!
よく見ると、風船の中に水滴が見えるだろう。
これは酢が風船の中に入った証拠だ。
酢の泡はしばらくしたら収まる。
それまでの間、風船が重みで倒れ、
その反動でペットボトルが倒れることがあるので、
支えておいた方が良い。
いかがだっただろうか。
ちなみに、私はペットボトルを倒した。
風船をしっかりペットボトルにつけていなかったこともあった。
もちろん、酢がこぼれた。
3回やって、やっと見栄えがするくらいに成功したのである。
上手くいかないという方はこの記事を読んで
参考にしていただけたら幸いである。
この動画でこの実験を行っている。
(私の声が入っているので注意)
閲覧ありがとうございました。